Dr.さむらのハイパー気まぐれ日記

さむら脳神経クリニックから脳の健康について書いていくつもりですが・・・。

休診のお知らせ

南半球での熱い戦いが、ついに始まりました!

この場合私が言ってるのは、サッカーワールドカップについてではなく、ラグビーテストマッチシーズンの開幕についてです。サッカーに興味がないって訳ではありませんが、ラグビーに対する興味が遙かに上回っているのと、4年に一度の祭典「ラグビーワールドカップ」が来年ニュージーランドで開催されると言うこともあって、各国の ジャージ 仕上がり具合には、大変興味があるのです。

わした島うちなーでも、6月26日(土)から第63回全九州高等学校ラグビーフットボール大会が開催されますが、ルール上公式戦にはドクターの付き添いが必要になっております。ラグビーの試合においては、激しいコンタクトプレーによる怪我に対し負傷した選手が試合続行可能かどうかを判断する必要に迫られることがあり、特に高校生は試合に出たい気持ちが先行して無理してしまったり、監督も一番強いメンバーで闘いたいと言う気持ちからか選手が負傷していても出来るだけ退場させたくないってコトになるわけで、安全面への配慮が乏しくなる可能性が生じてくるわけです。

このような時に、我々が医学的な見地から判断し、場合によってはストップをかける必要があるのです。ラグビーははっきり言って危険なスポーツです。手足の骨折など怪我のうちに入りませんし、事実怪我の統計にも手足の骨折なんて項目はありません。最も重要なのは、頭頸部の損傷、つまり脳振盪や脳挫傷など脳実質の損傷の可能性や頚椎損傷、眼窩底骨折などの顔面骨折その他の診断です。インターナショナルレベルの選手が集まっているはずのワールドカップでも、死亡事故が起きていますし、徹底的に安全対策を講じなければならないのです。ですから、実際自分がプレーしてきており、しかも脳外科医(ついでに今でもラグビーバカ、 更にはラグビージャージコレクター )って言う私みたいなキャラは、適任中の適任なんです(実は試合が見たいだけ)。

私は医者になってからの20年間、離島勤務の時以外は沖縄県ラグビー協会の安全対策委員として公式戦の付き添いをしてきました。今回の九州大会は、グラウンド2面を使って、つまり2試合同時進行で大会を行うため、ドクター1人では対応出来ず2人体制で臨まなければなりません。

と言うコトで、6月26日は高校ラグビーの付き添いのためクリニックは休診させて頂くことになりました。決して仕事をさぼっているわけでも、その言い訳を並べているわけでもありませんので、皆様御理解の程宜しくお願い致します!


追伸
現在試合の付き添いをやって頂けるドクターが足りません。ラグビー協会の安全対策委員の仕事をやってみたいというラグビーが大好きなドクターがおられましたら、さむら脳神経クリニックか新垣クリニックまでどうぞご連絡下さい!

さむら脳神経クリニック
    電話:897-1177
新垣クリニック
    電話:864-1330




vol.24
患者さんについて求めること

同じカテゴリー(お知らせ)の記事
10月5日の診療案内
10月5日の診療案内(2018-10-05 07:19)

発達ってなあに?
発達ってなあに?(2018-08-13 18:38)


 
この記事へのコメント
先生、熱いです!
ブログまで熱さは伝わって、鼻息まできこえそうです。
Posted by ★うずまきk★うずまきk at 2010年06月14日 10:35
うずまきkさん、こんにちは!

テストマッチシリーズの次はトライネーションズが始まります。何年か前はニュージーランドまで試合を見に行ったのですが、来年はワールドカップを見に行きたいです!
Posted by samurasamura at 2010年06月15日 13:36
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

企業情報

会社名

さむら脳神経クリニック

住所

〒901-2226
沖縄県宜野湾市嘉数2丁目2−1
広栄メディカルビル 1F

TEL

098-897-1177

営業時間

9:00~12:00/14:00~17:00

定休日

水土午後 日曜祝日

URL

http://www.samura-clinic.com/

コメント

さむら脳神経クリニックは、日曜日も休まず診療しています。頭痛、物忘れ、めまい、手足のしびれのご心配がありましたら、ぜひ当院へお越しください。脳のお悩みを解決いたします