Dr.さむらのハイパー気まぐれ日記

さむら脳神経クリニックから脳の健康について書いていくつもりですが・・・。

「声高らか」はやめなさい

昨年6月27日の「暴風ネット」で、来年の慰霊の日は半ドンにしますと声高らかに宣言したにもかかわらず、丸1日休みにすることになってしまいました。公約違反と責められそうですが、明日の慰霊の日にさむら脳神経クリニックを受診しても鍵かかって入れませんので、悪しからずご了承下さい。

それはいいとして、わたくし母校の医学科同窓会の評議委員なるモノを 押しつけられて 仰せつかって、評議委員会に出席し愚説を披露しては失笑を買うのでありまして、何年か前に現役の学生から、詳細を書くと大ブーイング確実なので割愛致しますが、充分コミュニケーションが取れない学生がいるとの話があり、「そんな人が医者になってもうまくやっていくのは難しいから、同窓会としてfollowするのはやめたらどうか!」等と度外れたことを申しまして、会長から「さむらさぁ、おまえの言うことも分かるんだけど、そう言う人でもどんなでっかい研究を成し遂げるか分からないわけだし、まずは医師免取ってもらうことが先決だぜ」等と諭される結果となってしまいました。もちろんこんなこと本気で思って言っているわけではありませんが、チャチャ入れるのがわたくしのような愚民の仕事なのでどうしてもこんな発言が増えてしまうのです(ぐみんなさい)。

こんな私でも、学生の医師国家試験の合格率を上げることも同窓会の重要な役割だと言うことはよく分かっているつもりです。分かりにくいかもしれませんが、そう言うコトなのです。とは言っても卒業して医者になれば自分のコトで精一杯で、同窓会活動なんてなかなか関わり持つのも難しいってのが世の趨勢で、評議委員ですらミーティングに出てこられないことの方が多いのが実情です。せめて年に1回の同窓会総会にはOB・OGの皆様方に参加して頂きたいと切に願うのですが、それもなかなか・・・・・。

やはり何年か前には総会の後の二次会で同期生で集まろうという話になって、同期の幹事(?)も務めるわたくしが会場の近くの居酒屋に200人で予約したんですが(同期生そんなにいませんけど)、結局集まったのはたったの4人(泣)。来るのはいつも決まった顔(世の中そんなモンと諦めなさい)。懇親会には医学部長・病院長を始め本学の同窓会からも会長・副会長などお歴々がおみえになるわけですが、本来参加すべき同窓会員の参加が少ないと、剛田先輩じゃありませんが「同窓会の面目丸つぶれ〜」。これじゃ「同窓会ってこの程度かぁ」と軽く見られるのが落ちで、発言力も影響力もへったくれもあったもんじゃありません。せめて総会には出来るだけ多くの方々に参加して頂き、パワーを見せつけなければならないのです(たぶん)!

と言うコトで、火曜日の評議委員会で何か一言話せと言われたので、「Facebookでみんなに呼びかけます!」と声高らかに宣言致しましたら、御参集の評議委員の皆様方から拍手喝采(たぶんお約束の)。拍手されてからやばいと思ったのですが、後の祭りとはこのことでしょうか(声高らかはもうやめなさい)??? 大ヒンシュクの「バカちゃう」的白眼視は覚悟の上で、FBで呼びかけることにしたんです。もちろんお友達になっている方だけにですが、やっぱりというか案の定というか好意的な反応は今のところほぼゼロの状態。

確かに褒められた手法ではないかもしれませんが、実際に何かやってみるコトにより価値があると考えていますので、何もやらずに後悔するよりやってみて後悔する方が私にとってはまだましなのです(やる前から後悔してたりして)。他の誰もやらないだろうし・・・・・(不愉快な思いをしている方、お許し下さい)。

それはいいとして、今日は「慰霊の日」。昨年の今日の記事を見てみますと

1945年のこの日に、沖縄戦の組織的戦闘が終結した記念日です。日本の終戦記念日は8月15日。アメリカなどの連合国側では、9月2日を対日戦勝記念日としていますし、国際的にも9月2日を終戦の日とする国が多いわけなんですが、沖縄における局地戦は9月7日まで続いています。いや、今でも・・・。

不発弾処理の問題や遺骨収集の問題、騒音問題や普天間基地移設を含む基地問題、日米地位協定改訂の問題等々、終わらない「沖縄の戦後」問題はいまだに山積状態です。「さとうきび畑」の中でも「鉄の雨」と歌われている、沖縄戦で使用された米軍の銃砲弾の数は、2,716,691発。このほかにも、砲弾60,018発と手榴弾392,304発、ロケット弾20,359発、機関銃弾3,000万発弱が発射されたンだそうです。全戦没者は20万人以上(20〜24万人)・・・。

避難所の暑さ対策に想いを馳せるのも重要ですが、戦争というある意味人災によって失われた多くの貴い命と、66年経っても終わらない戦後沖縄の現実にも想いを馳せ、世界一危険な普天間基地移設問題を含めた沖縄の戦後問題についても意識改革して頂ければと希望して止まない今日この頃です。

今日は暑くなりそうです。

沖縄全戦没者追悼式へ出席される方、特にご高齢の方々は、水分補給等熱中症対策もぬかりないようお願い致します。


と、書いてありました。
終わらない沖縄の戦後。いつまで続くんでしょうか・・・・・?




vol.24
患者さんについて求めること

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この記事へのコメント
沖縄の問題は、北方領土問題と同じく、議員のパフォーマンスの道具にしか使われていない感がありますね。
大臣が替わる度に訪れては元島民にアピールだけして帰ります。
そしてどうなるのかと思っていると政権交代とかで大臣が替わって・・・・・・( TДT)
いつまでこんな猿芝居を見せられるのか・・・
Posted by ichigeki at 2012年06月25日 08:07
ichigekiさん、コメントありがとうございます。

担当大臣の沖縄詣でにどれくらい予算かかってるのか知りたい気もしますが、それより「最低でも県外」のためにどんな努力やったのか教えて欲しい気がします。
Posted by samurasamura at 2012年06月28日 22:15
 
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