気まぐれな女神様
やはりワールドカップの女神は、24年前の戦いをもう一度見たがっているに違いありません。言えばビデオ貸してあげるのに、このヒト(ヒトじゃありませんが)おうちにビデオデッキないんでしょうか?
プール戦でアイルランドがオーストラリアを破った瞬間からその雰囲気が漂いはじめ、決勝トーナメントは南半球と北半球が真っ二つに別れる異例の組み合わせとなり、24年前と同じ4チームが準決勝に進出するコトとなりました。そしてなんとなんと、わたくしが9月27日の「良性松果体のう胞」で書いた通り、オースブラックスとフランスが決勝で対戦する、全く持って偶然とは思えない結果となってしまったのです。
3位決定戦は、ウェールズ対オーストラリア。24年前は開始早々に退場者を出したオーストラリアが、それでも14人で互角に戦うも22対21の僅差の敗戦。オーストラリアのアラン・ジョーンズ監督は、「ウェールズはチャンスをモノにした」と寂しげにコメントし、それでも勝者を讃えました。
今回オーストラリアは、退場者を出さないように注意しなければなりません。エルソム君など、要注意です。
決勝戦は24年前と同じオークランド・イーデンパーク。試合は3トライ対1トライでニュージーランドが勝つに違いありません。ここまで段取りしてくれたからには、女神様もそれを望んでいるはずです(たぶん)。
それは単なる個人的願望ですのでちょっとどこかに置いといて、準決勝のオールブラックス対オーストラリアはオールブラックスの完勝でした。スティーブン・ドナルドの出場機会が無くなるほど、アーロン・クルーデンは良い意味で期待を裏切る活躍ぶりでしたし。戦前フルバック・ダグがトライすると予想していたんですが、トライは前半5分31秒のノヌーの1本だけ。クルーデンからのパスをダグがブレイクして、ライン際のきわどいオフロードパスをノヌーがつないでトライしたので、当たらずしも遠からずってトコでしょうか(負け犬の遠吠えです)。
オーストラリアは、フルバックのカートリー・ビールが怪我で欠場したのが痛かったですねぇ。
スタッツを見てみると、テリトリーはオールブラックス62%、ワラビーズ38%と圧倒的にニュージーランドが支配。ターンオーバーも9対4でオールブラックス。
スクラムもオールブラックスがワラビーズを圧倒。17回あったスクラムのうち、オールブラックスボールは10回で、7回の相手スクラムのうち3回を押し込んでペナルティーを奪っています。ラインアウトはオールブラックス11本にワラビーズ13本で、ミスはお互い1本ずつ。ハイパントからの空中戦はニュージーランドがことごとく支配していたように見えましたが、合計18本のハイパントのうち敵ボールを取ったのがオールブラックス7本に対しワラビーズ6本。思ったほど差はありませんが、オールブラックスは味方の蹴ったハイパントを2本キャッチ。反対にワラビーズは相手ボールを2本ミス(1本はノックオン、1本はノックオン・オフサイド)。スタンドオフのプレイ選択は、クルーデンがパス19、ラン3、キック9(うちドロップゴール1本成功)、クーパーはパス21、ラン3、キック10(うちドロップゴール1本成功)。二人のオープンサイド・フランカーがブレイクダウンで取られたペナルティーは、マコウ1に対しポーコック3。
堅〜い、負けない試合運びをするかと思いきや、最初からガンガン攻めて勝ちに行くゲームプランで終始流れを支配した黒衣の圧力が、ゴールドのジャージを飲み込んで20対6で完勝。試合終了の時のマコウの表情は、喜びより安堵の気持ちの方が大きかったように感じられました。
戦い終わって日が暮れて、その日の夕ご飯はオールブラックなイカの墨汁でしたとさ・・・・・。
プール戦でアイルランドがオーストラリアを破った瞬間からその雰囲気が漂いはじめ、決勝トーナメントは南半球と北半球が真っ二つに別れる異例の組み合わせとなり、24年前と同じ4チームが準決勝に進出するコトとなりました。そしてなんとなんと、わたくしが9月27日の「良性松果体のう胞」で書いた通り、オースブラックスとフランスが決勝で対戦する、全く持って偶然とは思えない結果となってしまったのです。
3位決定戦は、ウェールズ対オーストラリア。24年前は開始早々に退場者を出したオーストラリアが、それでも14人で互角に戦うも22対21の僅差の敗戦。オーストラリアのアラン・ジョーンズ監督は、「ウェールズはチャンスをモノにした」と寂しげにコメントし、それでも勝者を讃えました。
今回オーストラリアは、退場者を出さないように注意しなければなりません。エルソム君など、要注意です。
決勝戦は24年前と同じオークランド・イーデンパーク。試合は3トライ対1トライでニュージーランドが勝つに違いありません。ここまで段取りしてくれたからには、女神様もそれを望んでいるはずです(たぶん)。
それは単なる個人的願望ですのでちょっとどこかに置いといて、準決勝のオールブラックス対オーストラリアはオールブラックスの完勝でした。スティーブン・ドナルドの出場機会が無くなるほど、アーロン・クルーデンは良い意味で期待を裏切る活躍ぶりでしたし。戦前フルバック・ダグがトライすると予想していたんですが、トライは前半5分31秒のノヌーの1本だけ。クルーデンからのパスをダグがブレイクして、ライン際のきわどいオフロードパスをノヌーがつないでトライしたので、当たらずしも遠からずってトコでしょうか(負け犬の遠吠えです)。
オーストラリアは、フルバックのカートリー・ビールが怪我で欠場したのが痛かったですねぇ。
スタッツを見てみると、テリトリーはオールブラックス62%、ワラビーズ38%と圧倒的にニュージーランドが支配。ターンオーバーも9対4でオールブラックス。
スクラムもオールブラックスがワラビーズを圧倒。17回あったスクラムのうち、オールブラックスボールは10回で、7回の相手スクラムのうち3回を押し込んでペナルティーを奪っています。ラインアウトはオールブラックス11本にワラビーズ13本で、ミスはお互い1本ずつ。ハイパントからの空中戦はニュージーランドがことごとく支配していたように見えましたが、合計18本のハイパントのうち敵ボールを取ったのがオールブラックス7本に対しワラビーズ6本。思ったほど差はありませんが、オールブラックスは味方の蹴ったハイパントを2本キャッチ。反対にワラビーズは相手ボールを2本ミス(1本はノックオン、1本はノックオン・オフサイド)。スタンドオフのプレイ選択は、クルーデンがパス19、ラン3、キック9(うちドロップゴール1本成功)、クーパーはパス21、ラン3、キック10(うちドロップゴール1本成功)。二人のオープンサイド・フランカーがブレイクダウンで取られたペナルティーは、マコウ1に対しポーコック3。
堅〜い、負けない試合運びをするかと思いきや、最初からガンガン攻めて勝ちに行くゲームプランで終始流れを支配した黒衣の圧力が、ゴールドのジャージを飲み込んで20対6で完勝。試合終了の時のマコウの表情は、喜びより安堵の気持ちの方が大きかったように感じられました。
戦い終わって日が暮れて、その日の夕ご飯はオールブラックなイカの墨汁でしたとさ・・・・・。
この記事へのコメント
墨汁・・・ボクジュウと読むのか?
食べて良いのか?
美味しいのか?
そもそも食べ物なのか?
食べて良いのか?
美味しいのか?
そもそも食べ物なのか?
Posted by ichigeki at 2011年10月19日 07:53
ichigekiさん、コメントありがとうございます。
ボクジュウではなく、イカのすみじるです。イカのスミのおつゆ。パスタやリゾットなんかでも、イカスミを使ったヤツがありますが、おつゆも美味しいですよ〜。
ボクジュウではなく、イカのすみじるです。イカのスミのおつゆ。パスタやリゾットなんかでも、イカスミを使ったヤツがありますが、おつゆも美味しいですよ〜。
Posted by samura at 2011年10月19日 09:30