怒らせるだけ?
オールブラックスのウォークライ、ハカ。
オールブラックスが試合の前に踊る戦いの踊りですが、今回はハカ対策を考えてみたいと思っております。「予定は未定」で今後の予定を公表した舌の根も乾かぬうちに何故にいきなりこんなコトを書くかと言いますと、 わたくしが如何にいい加減な人間かを皆様に知って頂くため わたくしが如何にジャパンを応援しているかを皆様に知って頂くためなのであります(自分で言うのも何ですが、ホントは超真面目です!)。
ワールドカップの予選リーグで、ジャパンがハミルトンのワイカト・スタジアムでオールブラックスと対戦するのが9月16日ですから、残すところ3週間程度しかありません。第3回ワールドカップで対戦した時には145対17で完膚無きまでに叩きのめされていますから、試合には勝てないまでも今回は一矢でも二矢でも報いて貰わなければ困るのであります。それにはまずハカ対策が重要!
試合に入る前から勝負は始まっているのです。
ハカについてはご存じの方も多いと思いますので、ここでは基礎知識だけチラッと書きますと、従来行われていた「カ・マテ」バージョンと、2005年8月27日に初めて披露された「カパ・オ・パンゴ」の二つのバージョンがあります。「カパ・オ・パンゴ」はTeam in Blackつまりオールブラックスの意。親指で喉をカッ切るような仕草が批判を浴びて(画像をクリックすると動画に飛びます)、
最近は左脇腹から右肩にかけて斜めに横切るような動きに代わっています。
オールブラックスがハカを踊ってテンション上げまくったそのままの流れで試合が始まってしまうと、初っぱなから主導権を握られてしまう可能性があるので、各国はオールブラックス対策と同様にハカ対策を考えておかなければならないのです。
1999年11月4日に秩父の宮ラグビー場で行われたオールブラックス対パシフィック・バーバリアンズの一戦では、本来テストマッチでのみ行われるハカが特別に披露されました。あたしゃ当時6歳と3歳のガキ二人連れて秩父の宮まで見に行きましたが、ハカの声が鳴り響いたのは最初の一瞬だけでオールブラックスの気合いでアンプ3台が吹っ飛んでしまい、会場のスピーカーは機能しませんでした。
これにヒントを得たのか、南アフリカ(2007年8月27日プレトリア)ではマイクを切ってハカの声が会場に響かないようにする手を打ったことがありましたが、これは効果ありませんでした。基本的にはホームでのみ使える方法ですので、今回のジャパンには使えません。オーストラリアはトラックスーツを脱がない作戦でハカの余韻を一瞬醒ましたり、会場全体でワルチング・マチルダを大合唱したり(大合唱は各国やってますが、やはりこれもホームでしか使えません)あれこれ対策を練っています。
2003年のワールドカップでは、オールブラックスのハカに対してトンガもウォークライ(シピタウ)で応戦し、会場は興奮のルツボ!
トンガは伝統的な戦いの踊りを持っていますのでこれで迎え撃つことは可能ですが、ジャパンにはこのような文化遺産はありませんので、この手は使えません。
各国がよくやるのが、どんどん前に出てプレッシャーをかける方法。
無視する手もありますが、相手に失礼になりますので紳士はやってはいけませんし、やる前から負けてどうするって感じです。
ではどうするか・・・・・。
最も参考になるのが、2008年11月23日にカーディフでウエールズが取った作戦かもしれません。動かざるコト山の如し! 武田信玄の風林火山にも通じるこの作戦なら、ジャパンにもやれそうです!
両チームの強烈なガンの飛ばしあいに、ジョナサン・カプランさん(レフェリー)も困ったでしょうねぇ。
ちなみに試合は前半9対9でしたが、後半はノヌー、カイノらのトライで20点を上げたオールブラックスが29対9で快勝!
怒らせるだけだったりして・・・・・。
オールブラックスが試合の前に踊る戦いの踊りですが、今回はハカ対策を考えてみたいと思っております。「予定は未定」で今後の予定を公表した舌の根も乾かぬうちに何故にいきなりこんなコトを書くかと言いますと、
ワールドカップの予選リーグで、ジャパンがハミルトンのワイカト・スタジアムでオールブラックスと対戦するのが9月16日ですから、残すところ3週間程度しかありません。第3回ワールドカップで対戦した時には145対17で完膚無きまでに叩きのめされていますから、試合には勝てないまでも今回は一矢でも二矢でも報いて貰わなければ困るのであります。それにはまずハカ対策が重要!
試合に入る前から勝負は始まっているのです。
ハカについてはご存じの方も多いと思いますので、ここでは基礎知識だけチラッと書きますと、従来行われていた「カ・マテ」バージョンと、2005年8月27日に初めて披露された「カパ・オ・パンゴ」の二つのバージョンがあります。「カパ・オ・パンゴ」はTeam in Blackつまりオールブラックスの意。親指で喉をカッ切るような仕草が批判を浴びて(画像をクリックすると動画に飛びます)、
最近は左脇腹から右肩にかけて斜めに横切るような動きに代わっています。
オールブラックスがハカを踊ってテンション上げまくったそのままの流れで試合が始まってしまうと、初っぱなから主導権を握られてしまう可能性があるので、各国はオールブラックス対策と同様にハカ対策を考えておかなければならないのです。
1999年11月4日に秩父の宮ラグビー場で行われたオールブラックス対パシフィック・バーバリアンズの一戦では、本来テストマッチでのみ行われるハカが特別に披露されました。あたしゃ当時6歳と3歳のガキ二人連れて秩父の宮まで見に行きましたが、ハカの声が鳴り響いたのは最初の一瞬だけでオールブラックスの気合いでアンプ3台が吹っ飛んでしまい、会場のスピーカーは機能しませんでした。
これにヒントを得たのか、南アフリカ(2007年8月27日プレトリア)ではマイクを切ってハカの声が会場に響かないようにする手を打ったことがありましたが、これは効果ありませんでした。基本的にはホームでのみ使える方法ですので、今回のジャパンには使えません。オーストラリアはトラックスーツを脱がない作戦でハカの余韻を一瞬醒ましたり、会場全体でワルチング・マチルダを大合唱したり(大合唱は各国やってますが、やはりこれもホームでしか使えません)あれこれ対策を練っています。
2003年のワールドカップでは、オールブラックスのハカに対してトンガもウォークライ(シピタウ)で応戦し、会場は興奮のルツボ!
トンガは伝統的な戦いの踊りを持っていますのでこれで迎え撃つことは可能ですが、ジャパンにはこのような文化遺産はありませんので、この手は使えません。
各国がよくやるのが、どんどん前に出てプレッシャーをかける方法。
無視する手もありますが、相手に失礼になりますので紳士はやってはいけませんし、やる前から負けてどうするって感じです。
ではどうするか・・・・・。
最も参考になるのが、2008年11月23日にカーディフでウエールズが取った作戦かもしれません。動かざるコト山の如し! 武田信玄の風林火山にも通じるこの作戦なら、ジャパンにもやれそうです!
両チームの強烈なガンの飛ばしあいに、ジョナサン・カプランさん(レフェリー)も困ったでしょうねぇ。
ちなみに試合は前半9対9でしたが、後半はノヌー、カイノらのトライで20点を上げたオールブラックスが29対9で快勝!
怒らせるだけだったりして・・・・・。
この記事へのコメント
samura先生、おはようございます
9月16日は、魂を込めて全身全霊で日本代表を応援したいと思います!ピリ・ウィプー選手の白眼に負けないぐらいに、太古のDNAを呼び醒ますぞっ!!!
初めてのコメントですが、どうぞこれからもよろしくお願いします。
9月16日は、魂を込めて全身全霊で日本代表を応援したいと思います!ピリ・ウィプー選手の白眼に負けないぐらいに、太古のDNAを呼び醒ますぞっ!!!
初めてのコメントですが、どうぞこれからもよろしくお願いします。
Posted by ザ・サクラセブン インパチェンス at 2011年08月26日 07:37
ザ・サクラセブン インパチェンスさん、ご訪問・コメントありがとうございます。
日本のトップリーグにも海外からの強い選手が沢山来ていて、昔に比べてジャパンの選手ももの凄くレベルアップしていますから、やってくれると期待しています!
こちらこそ、宜しくお願い致します!
日本のトップリーグにも海外からの強い選手が沢山来ていて、昔に比べてジャパンの選手ももの凄くレベルアップしていますから、やってくれると期待しています!
こちらこそ、宜しくお願い致します!
Posted by samura at 2011年08月28日 07:49