呼吸と二酸化炭素
呼吸と言いますと、肺の中に外の新鮮な空気を吸い込み、肺の中にあった空気をはき出す胸郭の運動です。いわゆる一つのガス交換ですが、酸素を取り込んで二酸化炭素を呼出しているわけです。酸素は身体中の細胞で消費されて二酸化炭素に変わり、静脈血に乗って肺に運ばれて体外にはき出されるわけです。
ここで、ちょっと考えてみましょう。
ゆっくり呼吸したとしますと、二酸化炭素はゆっくりとはき出され、ハーハーと早く呼吸したとすると二酸化炭素はその分早く(つまり沢山)はき出されます。ゆっくりした呼吸を続けていると、二酸化炭素は血液内に溜まってきます(つまり血中濃度は高くなる)。速く呼吸すると二酸化炭素の血中濃度は少なくなります。
以上です!(ここで終わってどうする)
激しい運動時には呼吸も激しくなりますが、これはエネルギーと共に沢山の酸素が消費され、その結果生じた二酸化炭素をはき出すための過換気ですから別に異常ではありません。パニックや精神的な不安から起こる過換気症候群は、二酸化炭素がどんどんはき出される異常な状態で、血液がアルカリ性に傾いて動悸やめまい、手足のしびれや脱力が生じ、場合によっては意識を失うこともあるのですが、口元に紙袋を被せてはき出した二酸化炭素をもう一度吸わせてあげれば事態は解決に向かいます。
で、この血中の二酸化炭素濃度は、脳の血管にも影響を及ぼします。脳の血管は、二酸化炭素濃度が高くなると拡張し、二酸化炭素濃度が低くなると収縮します。ゆっくりした呼吸だと脳血管は拡張し脳血流も増加。過呼吸を続けていると、脳血管は収縮して脳血流も低下するってメカニズムが存在するわけです。
ここで、ちょっと考えてみましょう。
ゆっくり呼吸したとしますと、二酸化炭素はゆっくりとはき出され、ハーハーと早く呼吸したとすると二酸化炭素はその分早く(つまり沢山)はき出されます。ゆっくりした呼吸を続けていると、二酸化炭素は血液内に溜まってきます(つまり血中濃度は高くなる)。速く呼吸すると二酸化炭素の血中濃度は少なくなります。
以上です!(ここで終わってどうする)
激しい運動時には呼吸も激しくなりますが、これはエネルギーと共に沢山の酸素が消費され、その結果生じた二酸化炭素をはき出すための過換気ですから別に異常ではありません。パニックや精神的な不安から起こる過換気症候群は、二酸化炭素がどんどんはき出される異常な状態で、血液がアルカリ性に傾いて動悸やめまい、手足のしびれや脱力が生じ、場合によっては意識を失うこともあるのですが、口元に紙袋を被せてはき出した二酸化炭素をもう一度吸わせてあげれば事態は解決に向かいます。
で、この血中の二酸化炭素濃度は、脳の血管にも影響を及ぼします。脳の血管は、二酸化炭素濃度が高くなると拡張し、二酸化炭素濃度が低くなると収縮します。ゆっくりした呼吸だと脳血管は拡張し脳血流も増加。過呼吸を続けていると、脳血管は収縮して脳血流も低下するってメカニズムが存在するわけです。