必須脂肪酸
普段酒ばっかり飲んであまり勉強しないモノですから、勉強会には出来るだけ参加して、最新の知識を仕入れるようにしているのですが、先日の勉強会ではまたまた「え”え”〜〜!」っとビックリするようなお話を聞いてまいりました。
蛋白質はアミノ酸が多数結合して出来るのですが、どうしても人体内で合成出来ないアミノ酸があって、これを必須アミノ酸と言います。これらは食事で摂取しておかなければなりませんが、同様に生体内で合成出来ない脂肪酸を必須脂肪酸と言います。
人間にとっては多価不飽和脂肪酸が必須脂肪酸にあたり、これには 北斗神拳と南斗聖拳の2系統 n-3系とn-6系の2系統があります。脂肪酸は炭素(以下C)の鎖の末端に、COOHがくっついた構造になってます。Cは4本の手を持っていますので、反対側末端のCは隣のCと1本の手で結びつき、残りの3つの手で水素(以下H)原子3つを捕まえています。飽和脂肪酸の場合、C同士はすべて1本の手で繋がっていますが、不飽和脂肪酸では所々Cどうしが2本の手で繋がる構造(二重結合)になっています。末端のHを3つ捕まえたCから数えて3つめのCが二重結合になっているのをn-3系脂肪酸、6つめのCが二重結合になっているのをn-6系脂肪酸と言います。
このn-3系脂肪酸とn-6系脂肪酸は、まさに北斗神拳と南斗聖拳のごとく表裏一体!
n-3系脂肪酸には、α-リノレイン酸やDHA、EPA(エイコサペント酸)があり、n-6系にはリノール酸やAA(アラキドン酸)がありますが、特にEPAとAAが重要です。血中におけるこの両者の比(保険で測定出来ます)が重要で0.6以上あるのがお勧めなんですが、沖縄の人達はこの比が低い場合が多いと言うコトです。
蛋白質はアミノ酸が多数結合して出来るのですが、どうしても人体内で合成出来ないアミノ酸があって、これを必須アミノ酸と言います。これらは食事で摂取しておかなければなりませんが、同様に生体内で合成出来ない脂肪酸を必須脂肪酸と言います。
人間にとっては多価不飽和脂肪酸が必須脂肪酸にあたり、これには
このn-3系脂肪酸とn-6系脂肪酸は、まさに北斗神拳と南斗聖拳のごとく表裏一体!
n-3系脂肪酸には、α-リノレイン酸やDHA、EPA(エイコサペント酸)があり、n-6系にはリノール酸やAA(アラキドン酸)がありますが、特にEPAとAAが重要です。血中におけるこの両者の比(保険で測定出来ます)が重要で0.6以上あるのがお勧めなんですが、沖縄の人達はこの比が低い場合が多いと言うコトです。