酒は程々に
と言うコトで、病気を治したいのは山々なんですが、医学にも限界があるコトも御理解頂きたいのです。破壊された脳組織を100%元通り戻せと言われましても、それは不可能な話で、80歳の高齢者を20歳に若返らせろと言う様な、自然の摂理に反するような話になってしまいます。
私は、自分の頚椎ヘルニアが治るとは思っていませんし、気管支喘息が治るとも思っておりません。どんなに都知事の息子が「コンドロイチンが効くでしょう」って宣伝しているからといって、あれを飲んだって椎間板がはえてくる事は無いってコトも充分理解しています。10歳年を取れば10歳分、20歳年を取れば20歳分頚の状態も悪くなりますし、呼吸機能だって低下します。
ですから私は、「治すのが医者の義務」だとは思っていません。あえて言うなら、患者さんの今の状態や今後の見通し（予後）について出来るだけ分かりやすく説明し、出来るだけ正確に御理解頂くよう努力する事の方が義務に近いのではないでしょうか。又、病気を治す力を持っているのは、どちらかと言うと患者さんの方で、医者が手や足の麻痺に対してリハビリのプログラムを立てて指導する事は可能ですが、出来る事はそこらへんまでです。どこまで機能が回復するかは、患者さんがどれだけ一生懸命取り組んでくれるかにかかっています。
私について言えば、頚の状態が悪くならないように、眠るときや普段の時でも頚の姿勢には充分注意します。決して泥酔して変な姿勢で寝たりはしませんし、うつぶせで本を読んだりもしません。だましだまし、上手に付き合っていくしか無いと思うのですが、爆弾が爆発して耐えられ無い痛みが起こったときは、平良先生のトコに駆け込んでブロックしてもらいます。
ま、治す治さないの話の前に、まずは病気にかからないように予防に努める事が大切なんですが・・・。タバコは脳梗塞やくも膜下出血の危険因子ですし、お酒は飲めば飲むほど脳出血の危険を増加させます。脳の病気による後遺症で苦しまない為にも、タバコはやめてお酒は程々にしましょうね！
私は、自分の頚椎ヘルニアが治るとは思っていませんし、気管支喘息が治るとも思っておりません。どんなに都知事の息子が「コンドロイチンが効くでしょう」って宣伝しているからといって、あれを飲んだって椎間板がはえてくる事は無いってコトも充分理解しています。10歳年を取れば10歳分、20歳年を取れば20歳分頚の状態も悪くなりますし、呼吸機能だって低下します。
ですから私は、「治すのが医者の義務」だとは思っていません。あえて言うなら、患者さんの今の状態や今後の見通し（予後）について出来るだけ分かりやすく説明し、出来るだけ正確に御理解頂くよう努力する事の方が義務に近いのではないでしょうか。又、病気を治す力を持っているのは、どちらかと言うと患者さんの方で、医者が手や足の麻痺に対してリハビリのプログラムを立てて指導する事は可能ですが、出来る事はそこらへんまでです。どこまで機能が回復するかは、患者さんがどれだけ一生懸命取り組んでくれるかにかかっています。
私について言えば、頚の状態が悪くならないように、眠るときや普段の時でも頚の姿勢には充分注意します。決して泥酔して変な姿勢で寝たりはしませんし、うつぶせで本を読んだりもしません。だましだまし、上手に付き合っていくしか無いと思うのですが、爆弾が爆発して耐えられ無い痛みが起こったときは、平良先生のトコに駆け込んでブロックしてもらいます。
ま、治す治さないの話の前に、まずは病気にかからないように予防に努める事が大切なんですが・・・。タバコは脳梗塞やくも膜下出血の危険因子ですし、お酒は飲めば飲むほど脳出血の危険を増加させます。脳の病気による後遺症で苦しまない為にも、タバコはやめてお酒は程々にしましょうね！
vol.24
患者さんについて求めること
この記事へのコメント
samiura さん
こんにちは
私も ２月に 頚椎椎間板ヘルニアと言われましたよ～
又、今月、初めての乳ガンマンモ検診で カテゴリー ３ の結果 でした
明日は再検査の予定です。多分大丈夫だと信じています健康だけが取り得の私でしたが…
無理をしないで自分の体を大切になくては！ と思います
健康第一
で前向きにしていますよ～
こんにちは私も ２月に 頚椎椎間板ヘルニアと言われましたよ～又、今月、初めての乳ガンマンモ検診で カテゴリー ３ の結果 でした明日は再検査の予定です。多分大丈夫だと信じています
健康だけが取り得の私でしたが…無理をしないで自分の体を大切になくては！ と思います
健康第一
で前向きにしていますよ～Posted by ﾙﾐ at 2010年03月25日 12:33
ﾙﾐさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
マンモグラフィーでカテゴリー3と言うと、「癌を完全に否定できるわけではない」って判定だと思います。
医者の立場で言いますと、カテゴリー2かカテゴリー3かで迷ったら、3にすると思います。最悪の状態を想定して対応するのが、医者のあるべき姿だと思いますので。
「大丈夫、大丈夫〜」と言って「実は癌でした〜」と言うより、「怪しい！」と思われる場合はほったらかしにせずきちんと調べる方が、正しい対応だと思います。
ですから良い方に考えて、しっかり調べてもらうといいと思います。前向きに考えておられると言うコトですので、きっと大丈夫だと思います！
コメントありがとうございます。
マンモグラフィーでカテゴリー3と言うと、「癌を完全に否定できるわけではない」って判定だと思います。
医者の立場で言いますと、カテゴリー2かカテゴリー3かで迷ったら、3にすると思います。最悪の状態を想定して対応するのが、医者のあるべき姿だと思いますので。
「大丈夫、大丈夫〜」と言って「実は癌でした〜」と言うより、「怪しい！」と思われる場合はほったらかしにせずきちんと調べる方が、正しい対応だと思います。
ですから良い方に考えて、しっかり調べてもらうといいと思います。前向きに考えておられると言うコトですので、きっと大丈夫だと思います！
Posted by samura
at 2010年03月25日 22:10
at 2010年03月25日 22:10samuraさん
丁寧に教えていただき本当に感謝です。ありがとうごさいますカテゴリー3の説明も分かり易く理解出来ました
不思議と『大丈夫!』という変な自信(笑)は、要再精密検査の結果をもらった日から変わっていません明日の結果で凹むかも知れませんが(笑)現実をきちんと受けとめて、前向きの強い気持ちで向きあって生きたいと考えています
これまで、自分の健康に自信過剰過ぎました。反省して自分をもっと大切にしていきたいと思っていますこれからも宜しくお願い致しますありがとうごさいました
丁寧に教えていただき本当に感謝です。ありがとうごさいます
カテゴリー3の説明も分かり易く理解出来ました不思議と『大丈夫!』という変な自信(笑)は、要再精密検査の結果をもらった日から変わっていません
明日の結果で凹むかも知れませんが(笑)現実をきちんと受けとめて、前向きの強い気持ちで向きあって生きたいと考えていますこれまで、自分の健康に自信過剰過ぎました。反省して自分をもっと大切にしていきたいと思っています
これからも宜しくお願い致しますありがとうごさいましたPosted by ﾙﾐ at 2010年03月26日 00:38
ﾙﾐさん、いい結果で良かったです！
安心しました。
これは自分自身にも言える事ですが、年末に大掃除をするように、年に1回は検診を受けて身体をいたわってあげないといけませんね。
安心しました。
これは自分自身にも言える事ですが、年末に大掃除をするように、年に1回は検診を受けて身体をいたわってあげないといけませんね。
Posted by samura at 2010年03月27日 09:13
at 2010年03月27日 09:13samuraさん
再検査→『大丈夫です。安心してください』と言われました。本当にありがとうごさいました
samuraさんのコメントを見て思いました。患者さんにもきちんと向き合って分かり易く説明していらっしゃる…
だから信頼されるんですね高い志と患者さん目(心）を見て接する事ができる方 … そんな 印象です
(間違いない!!）(笑)これからも宜しくお願い致します
ありがとうごさいました
再検査→『大丈夫です。安心してください』と言われました。本当にありがとうごさいました
samuraさんのコメントを見て思いました。
患者さんにもきちんと向き合って分かり易く説明していらっしゃる…だから信頼されるんですね
高い志と患者さん目(心）を見て接する事ができる方 … そんな 印象です(間違いない!!）(笑)これからも宜しくお願い致します
ありがとうごさいました
Posted by ﾙﾐ at 2010年03月27日 14:40