Dr.さむらのハイパー気まぐれ日記

さむら脳神経クリニックから脳の健康について書いていくつもりですが・・・。

龍馬伝

NHKの大河ドラマ、「龍馬伝」。

わたくし基本的に連ドラは見ません。1回の放送でもザッピングバリバリだし、すっごくいいところで終わって1週間悶々とするし・・・。最後に見た連ドラは、「高校教師」でした。あれって、教師と教え子の恋愛ばかりでなく、同性愛とか近親相姦とか、ちょっと踏み込みにくい部分も含んでいて、ちょっと切なく思わず最後まで見てしまいましたが、あれ以来17年間連ドラは見ておりません。

話はそれましたが、「龍馬伝」では坂本龍馬役がいただけません。福山雅治、綺麗過ぎというか、格好良すぎというか、うまく言えませんが私の中の龍馬のイメージにはマッチしていません。もうちょっと男臭いというか無骨というか、眉毛繋がってるくらい濃くないとダメ〜って感じ。昔龍馬役やってた人で言うなら、やはりNHK大河ドラマの「勝海舟」に出てた藤、藤・・・、ん〜こう言うときに限ってど忘れして名前が出てこないっす。

確か「藤」から始まったはずですが・・・、藤岡琢也?(ケンチとすみれだろ!)藤山寛美が龍馬役するはず無いし(松竹新喜劇だっての!)、藤村俊二でもないし(???)

ほら、仮面ライダーの本郷猛役の・・・。

どうしても思い出せないので、検索しました。藤岡弘さんです。

暗殺される場面のインパクトが強くて、あの場面しか浮かんできませんが、坂本龍馬って、自分の中ではあんな感じ!

で、この「龍馬伝」。岩崎弥太郎の視点で龍馬を描くって言う点には興味ありますが、岩崎の視点で描けるほど岩崎と龍馬に接点があったかと言うと、個人的にはちょっと疑問です。岩崎は土佐勤王党の監視などの任に着いており、龍馬は言わずと知れた土佐勤王党の一員(後に武市半平太と意見が合わず袂を分かつことになりますが・・・)ですし、岩崎は吉田東洋が開いていた少林塾の塾生でしたが、龍馬は吉田東洋暗殺の下手人として疑われています。後に岩崎が海援隊の経理担当になったのも自ら進んでと言うよりは藩の命令で、ですしね。また、この時慶応3年ですが、龍馬はこの年の12月に京都の近江屋で暗殺されてしまいますから、一緒に仕事したのもほんの数ヶ月から1年弱ってコトになります(全て個人的な見解です)。

岩崎弥太郎が龍馬と不仲だったという話は、個人的にはかなり信憑性が高いのではないかと思えて仕方ないのですが、その視点で描いたと言う「龍馬伝」。いったいどんなお話に仕上がるのでしょうか???ホントに岩崎弥太郎の視点で描くとすれば、龍馬がケチョンケチョンに悪く描かれることになるんじゃないかと思いますが、それなら確かに新しい龍馬像も見えてくるかもしれません。それにしては龍馬役がイケメン過ぎるような気がして、どうもちぐはぐと言うか・・・。岩崎弥太郎役が香川照之と言うコトで、そっちの方がまだ龍馬のイメージに近いかも。岩崎弥太郎はもっと顔が四角くないとダメなので(あんたねぇ)、個人的には、出来れば財津一郎あたりにお願い出来ないかと思っている次第であります(ホントに個人的!)。

ひっじょ〜にキビシイことは、十分承知しておりますが・・・。




vol.24
患者さんについて求めること

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この記事へのコメント
samura先生

はじめまして。

いつも楽しく拝読させて頂いています。

凄く奥深くて、おもしろいのでコメントさせて頂きました。


独特な突っ込みとその感性にすばらしさを感じました。

また、ご自身の職業に対する想いも含めて、感銘を受けます。

影ながら応援してます。


tad
Posted by tadtad at 2010年01月10日 01:26
なるほど~。
そういう見解もありますか。
ミーハーな私は
NHK大河ドラマは、これまであまり熱心に
見たことはなかったのに
福山さんの『龍馬伝』は、かぶりつきで
見ました!
先生の知的なお話で、さらに興味深く
『龍馬伝』を楽しめそうです。(^◇^)
Posted by なを美なを美 at 2010年01月10日 11:18
お早うございます

昨年11月に長崎を一人旅しました
亀山社中に向かう階段の途中、途中に龍馬ゆかりの
人物紹介の看板がありましたが
岩崎は後の龍馬の片腕になったと説明があったような・・
風貌は香川照之は近い人物像でした。

たしかに福山はミスキャストと巷の評判
武田鉄也が若ければ自分がやりたかったと
何かの番組で悔しがっていましたね

短い生涯だったけど
大きな夢を描いて
激しく生きた生涯は
密度の濃い羨ましい生き方
せめて、50代までいきていたら・・・・
日本にどう影響を及ぼしたでしょう
Posted by 糸満アンマー糸満アンマー at 2010年01月10日 11:26
tadさん、初めまして。
ご訪問、コメントありがとうございます。

拙い文章でお恥ずかしい限りですが、感想・ご意見など頂けると嬉しいです。今後とも宜しくお願い致します。
Posted by samurasamura at 2010年01月10日 22:37
なを美さん、こんばんわ。
ご訪問ありがとうございます。

NHK大河ドラマの「龍馬がゆく」は見たはずなんですが、題字のイメージが残っている程度で、ほとんど憶えておりません。龍馬と岩崎弥太郎の関係は、私の勝手な想像の世界なんですが、岩崎弥太郎が龍馬の影響を強く受け、その後の成功に繋がったことは間違いないと思います。

もし龍馬が暗殺されず天寿を全うしていたとしたら、三菱財閥以上のトンでもない組織を作り上げたのではないかと、想像がふくらみます。現代の日本も、全く違ったものになっていたかもしれませんね。
Posted by samurasamura at 2010年01月10日 22:47
糸満アンマーさん、ご訪問・コメントありがとうございます。

長谷寺に行かれた記事は読んだのですが、長崎にも行かれたんですね!

私は長崎に6年住んでいたんですが、亀山社中には行ったことがありませんでした。長崎は、行きたいと思ってもなかなか機会もないまま、あっという間に20年近くも過ぎてしまいました。

「せめて、50代まで生きていたら・・・」、おっしゃる通り多大な影響を残して、全く別の日本が出来上がったに違いない思います!普天間基地も出来ていなかったかも・・・。
Posted by samurasamura at 2010年01月10日 23:01
 
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