Dr.さむらのハイパー気まぐれ日記

さむら脳神経クリニックから脳の健康について書いていくつもりですが・・・。

光合成

アーサのおつゆでワニの涙症候群について書きながら、またまたピ〜ンと来てしまいました。

ワニの涙症候群は、涙の分泌を支配する副交感神経と唾液の分泌を支配する副交感神経が混線して、唾液が出るべき状況で涙が出てしまうと言う病態です。と言うコトは、涙が出るべき状況で唾液が出るってコトも有りなんでしょうか? 私みたいに涙腺脆過ぎ体質の人間がいたとして、大泣きした時に涙の代わりに唾液がドバ〜っと流出するような、そんな病態。

もしあるなら、ネーミングは「ライオン風呂症候群」以外にあり得ません!

光合成


それはいいとして、人工多能性幹細胞ってのが話題になってたじゃありませんか。いわゆるひとつの「万能細胞」みたいなヤツですが、私はあれは使えると思ってますよ。

真皮の線維芽細胞から、どんな細胞にでも分化可能な細胞を作り出すことが出来る技術が開発され、自分の細胞から自分の心臓や肝臓などの組織を作り出すことが出来るようになれば、現在の移植医療はきっと大きく様変わりします。自分の細胞を使って必要な臓器を作ることが出来れば、移植医療において他人の臓器を貰う必要がなくなり、拒絶反応と倫理面と待ち時間の問題が一気に解決されちゃいますモノ。

遺伝子操作の技術が進歩した結果だと思いますが、そんなに優れた技術があるのなら、植物の光合成に関する遺伝子を人間の皮膚にSV40かなんかに乗っけて取り込んで、人間にも光合成が出来るようにしたらいいんじゃないかと思いますよ(おいおい、そんなことしたら、みんな緑色の皮膚になっちまうぞ)。

人間だって白人も黒人もいるんだし、植物だってみんな同じ緑色ってわけじゃあないんだから、取り込む植物の種類によってはいろんな個性が出せるんじゃないかと思うんですよ。中には秋になると赤くなったり黄色くなったりする人もいたりして(人間に紅葉さす気か?)。

世界中に何十億の人間がいるか分かりませんが、みんなで光合成したら大気中の二酸化炭素量を減らすことが出来るだろうし、自分でぶどう糖を作ることが出来るから、食糧不足の解決にも貢献出来ますしね。そもそも大気中の二酸化炭素が激増して、地球温暖化と異常気象を招いたのは、バカな人類の所業が原因なんですから、責任を取るという意味でも葉緑素の遺伝子を自らの皮膚に取り込んで、緑色になるのも悪くないんじゃないかと思うんですが、皆様如何でしょうか?

でも超人ハルク的な緑色の皮膚は、やっぱり見てくれが悪いかなぁ?

光合成

葉緑素を皮膚の細胞ではなくて腸の上皮とか肝臓腎臓に取り込んで、皮膚は人間のままってことに出来んモンかなぁ(光が届かないので光合成は出来ません)?




vol.24
患者さんについて求めること

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この記事へのコメント
髪を緑色に染めている人は多いから、
その人達に、まずは頑張ってもらうのはどうでしょうか?
Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ!草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 2011年07月13日 02:02
草野さん、またまたピ〜ンと来るような貴重なコメントをありがとうございます。

前回5月4日の記事に頂いた「人格が3個あって・・・」のコメントで閃いたアイディアを、未だに練り続けている今日この頃ですが、「髪を緑色に染めている人」にもピ〜ンと来てしまって、ブログの記事を書く時間がなくて困っています。

私には1日24時間じゃ少なすぎます。ブログだけでなく他にもやりたいことが山ほど有って、1日30時間か40時間くらいあると嬉しいンですが・・・。
Posted by samurasamura at 2011年07月13日 22:57
 
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