Dr.さむらのハイパー気まぐれ日記

さむら脳神経クリニックから脳の健康について書いていくつもりですが・・・。

ジャパン対アメリカ

しかしながら、世の中そう簡単に勝利の美酒にありつけるモノではありません。勝利の女神の熱いベーゼも然り・・・。

光と影があるように勝者がいれば敗者もいるわけで、ブレイクダウンで激しくファイトして早い球出しを封じるトンガのゲームプランが、ジャパンの前進を阻止し続ける展開となった第3戦。テリトリーで52%、ボール支配率も56%とトンガを上回り、ブレイクダウンの数もトンガ57に対して101と攻める気概を示し続けたジャパンですが、ターンオーバーではトンガ9に対しジャパンはゼロ! 何と1本も取れず・・・。これじゃあ勝てませんわ。

最終スコアーは18対31ですが、試合を見ながら第1回大会の対アメリカ戦を思い出していました。1987年5月24日にブリスベンのバリモア競技場で行われたこの試合、日本はことごとくキックをはずしまくり、かたやアメリカはフルバック・ネルソンが難しい位置からもキックを決めまくり、フラストレーション溜まりまくる内容でした。最終スコアーは18対21。勝てた試合だったのに・・・。余談ですが、アメリカ戦に続くイングランド戦に7対60で惨敗したジャパンは、最終のオーストラリア戦にキックの良い沖土居を投入。期待に応えた沖土居は、40数メートルはあろうかというドロップゴールを決めオーストラリアの度肝を抜いて見せたのです(と言うコトで、ドロップキックを蹴る際には「沖土居のドロップゴ〜〜ル」と叫ぶのがお約束です)。第1回ワールドカップの日本対アメリカ戦と日本対オーストラリア戦を収めた24年前のビデオテープが手元にあるんですが、残念ながらビデオデッキがないので見られません。

今回のトンガ戦も、トライ数は3つずつで差はありませんが、ペナルティーキックではトンガ4に対してジャパン1、トライ後のコンバージョンはトンガ2に対しジャパンゼロ。キックの点差が最終スコアを規定してしまっているって話です(それだけではありませんが・・・)。

それにしても、フランス、ニュージーランドと初っぱなから強豪国と対戦し、中四日でトンガとの肉弾戦を戦った選手達はボロボロだと思います。27日のカナダ戦までにどうにか疲れを回復して、宇宙戦艦ヤマト的エネルギー充填120%で前回引き分けたカナダには絶対に勝って欲しいものです。




vol.24
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