肩こりとめまい
イヌやネコなどのように、支え(つまり足)が4本あれば立位を保持するのは簡単です。消しゴムの角にツマヨウジを刺して、4本足で立たせるのは超簡単ですが、ツマヨウジ2本だけで立たせるのは相当難しいと思います。
人間の場合2本の足で立ちますが、身体の重心移動に対して下肢や体幹部の筋肉がバランスをとって収縮したり弛緩したりすることで、身体の平衡を保ちます。つまり立ち続けることが出来ると言うわけです。筋肉の緊張のバランスが崩れると、立位を保持し続けるのは難しくなってきます。例えば両足のふくらはぎが突然こむら返りを起こしたとすると、両足とも足関節がピ〜ンと伸びた状態になって身体は後に倒れてしまいます。
筋肉の緊張を感知するのは筋紡錘という器官で、筋肉の収縮具合の情報を脳まで上げず脊髄のレベルで反射的に調整しています。身体のどこかの筋肉が異常に収縮した状態が続いて、筋紡錘の調節機能が乱れてくると、なんだかフラフラするような状況が起こってくる可能性が考えられます。
特に肩こりや頚のこりから来る緊張性頭痛の場合、頭を支える頚や肩の筋肉の緊張や弛緩状態の情報が間違って認識され、三半規管や耳石からの情報とマッチしない状況が起こってきた場合、患者さんはそれをフラフラ感として感じてしまうのではないかと思います。
そう! 肩こりもめまいの原因になるんです!
人間の場合2本の足で立ちますが、身体の重心移動に対して下肢や体幹部の筋肉がバランスをとって収縮したり弛緩したりすることで、身体の平衡を保ちます。つまり立ち続けることが出来ると言うわけです。筋肉の緊張のバランスが崩れると、立位を保持し続けるのは難しくなってきます。例えば両足のふくらはぎが突然こむら返りを起こしたとすると、両足とも足関節がピ〜ンと伸びた状態になって身体は後に倒れてしまいます。
筋肉の緊張を感知するのは筋紡錘という器官で、筋肉の収縮具合の情報を脳まで上げず脊髄のレベルで反射的に調整しています。身体のどこかの筋肉が異常に収縮した状態が続いて、筋紡錘の調節機能が乱れてくると、なんだかフラフラするような状況が起こってくる可能性が考えられます。
特に肩こりや頚のこりから来る緊張性頭痛の場合、頭を支える頚や肩の筋肉の緊張や弛緩状態の情報が間違って認識され、三半規管や耳石からの情報とマッチしない状況が起こってきた場合、患者さんはそれをフラフラ感として感じてしまうのではないかと思います。
そう! 肩こりもめまいの原因になるんです!