副鼻腔炎
頭蓋骨は、何個かの骨が癒合して出来ていますが、顔面を形成する骨のうち、前頭骨、上顎骨、篩骨(しこつ)、蝶形骨は骨の内部が ギャランドゥー がらんどうになっていて鼻腔と繋がっています。鼻腔に隣接することから副鼻腔とも呼ばれており、この部に炎症を生じると副鼻腔炎と言う診断になります。
鼻腔の炎症が副鼻腔に波及すると、副鼻腔炎という診断になります。いわゆる一つの蓄膿症ですね。炎症の症状は、以前にもお話したように発赤・腫脹・熱感・疼痛の4つがありますが、副鼻腔の内面を覆う粘膜が腫脹すると副鼻腔の開口部(自然孔)が狭窄し、溜まった膿汁がうまく排出出来なくなって悪循環に陥ってしまいます。
自然孔が閉塞してしまうと、中に溜まった分泌液が細菌増殖の温床となってしまいます。
炎症ですから痛みを伴いますので、頭痛の原因になる場合があります。上顎洞炎では顔、特に目の下の痛みや歯の痛み、頭痛として感じられることがありますし、篩骨洞炎では目と目の間が痛んだり目の奥が痛みます。前頭洞炎では額や片方の目の上の痛みと言う訴えが多いようです。蝶形骨洞炎の場合は、特定の場所が痛くなることは少ないようですが、やはり頭痛として感じられます。
MRIで炎症の所見がくっきりはっきり見えますので診断は容易ですが、慢性化し難治化した副鼻腔炎は耳鼻科のドクターに治療をお願いしております。
鼻腔の炎症が副鼻腔に波及すると、副鼻腔炎という診断になります。いわゆる一つの蓄膿症ですね。炎症の症状は、以前にもお話したように発赤・腫脹・熱感・疼痛の4つがありますが、副鼻腔の内面を覆う粘膜が腫脹すると副鼻腔の開口部(自然孔)が狭窄し、溜まった膿汁がうまく排出出来なくなって悪循環に陥ってしまいます。
自然孔が閉塞してしまうと、中に溜まった分泌液が細菌増殖の温床となってしまいます。
炎症ですから痛みを伴いますので、頭痛の原因になる場合があります。上顎洞炎では顔、特に目の下の痛みや歯の痛み、頭痛として感じられることがありますし、篩骨洞炎では目と目の間が痛んだり目の奥が痛みます。前頭洞炎では額や片方の目の上の痛みと言う訴えが多いようです。蝶形骨洞炎の場合は、特定の場所が痛くなることは少ないようですが、やはり頭痛として感じられます。
MRIで炎症の所見がくっきりはっきり見えますので診断は容易ですが、慢性化し難治化した副鼻腔炎は耳鼻科のドクターに治療をお願いしております。
この記事へのコメント
こんにちは、お久しぶりです.やっぱり、サムラさんって面白い。”耳鼻科のドクターに治療をお願いしております。” って...ウケる.そうですよねえそりゃそこは耳鼻科<笑> 私も、副鼻腔炎、風邪引くたんびに起こしてて、頭痛と、目と顔面と、目と目の間も、死にそうです。いたいいったりゃありゃしない。ハンマーでがんがんです。それはどーしたら..?耳鼻科ですよねー.お元気そうで何よりです。
Posted by okinawanlei
at 2010年05月24日 16:48

okinawanleiさん、おはようございます。
ホントは耳鼻科のドクターにお願いしたいところなんですが、うまく行かないこともあるので、その場合は自分でやるっきゃないんですが・・・。
ホントは耳鼻科のドクターにお願いしたいところなんですが、うまく行かないこともあるので、その場合は自分でやるっきゃないんですが・・・。
Posted by samura
at 2010年05月25日 09:35
