Dr.さむらのハイパー気まぐれ日記

さむら脳神経クリニックから脳の健康について書いていくつもりですが・・・。

体調の把握

体調の把握というのは、非常に重要なことでございます。

私は朝シャン派なので毎朝シャワーを浴びるのですが、その際は裸になって自分の体を鏡に映して見るようにしています。筋肉の張りや肌の色つやが、毎日毎日違うのです。お腹の出ばり具合も、ギャランドゥの状態も、日々変化します。おそらく、炭水化物や水分、ナトリウムなどミネラル類の変化が、外見的・形態的な変化として捉えられているのに違いありません。

ところが、私が鏡で自分の体調をチェックしていると、私がナルシスト(以下、ナルシー)だと勘違いしている方もいらっしゃるようで、「体形ばかり気にしている」などと勘違い発言が飛んでくるのです。筋肉の張りや肌の色つやはともかく、体型が健康のバロメーターであることは間違いありません。最近はわたくしに断りもなく腹囲85cmなどという高い壁が勝手に設定され、もともとからだが大きい人間には不公平感満載なんですが、これだって体型が健康のバロメーターである一つの証しですよ。

それにしても、ジャイアント馬場さんのウエストが85cm以上だからって、メタボリックシンドロームだって規定するのは無理があるでしょうに(あの人は、巨人症!)。同じ人間でも、でかい人もいればちっちゃい人もいるんです。体格の違いは度外視して、ウエスト85cm以上はまるで人非人ででもあるかのような白眼視は、やめて頂きたい。

なにを隠そう、あたしゃウエスト93cmです。はい、人非人です!でも、胸囲が115cmなので、別にお腹出ているようには見えませし、サイズだけならドリー・パートンにだって負けてません。と言うか、驚異的な胸囲で思いつくのがあの方しかいなかったものですから、女性と同じ土俵で比較するわけにも行きませんが、勝手に引き合いに出させてもらいました。ちなみに彼女は、身長157cmで、胸囲は110cmだそうです。

それはさておき、考えてもご覧なさいませ。同じ犬だからと言って、チワワとセントバーナードを同じウエストサイズで分けることなんて出来やしませんよ(出ました、論理の飛躍!)。

話がそれましたが、あたしはナルシーでもなんでもありません。体調のバロメーターとして、鏡を見てチェック入れてるだけなんです。まぁ、体調のチェックは、鏡を見るだけにはとどまりません。朝のオシッコの色とか便の色や性状についても、熱心に観察する必要がある訳なんですが、でもこんなトコ誰かに見られた日には、ナルシーどころかスカトロジストと規定されてしまうのは間違いありませんので気を付けましょう。

「体調の把握」のなんと難しいコトよ・・・。




vol.24
患者さんについて求めること

同じカテゴリー(医療)の記事

 
この記事へのコメント
ナルシーとかスカトロジストとか飛躍しすぎの今日の記事、大変おもしろいです。
Posted by ★うずまきk★うずまきk at 2010年04月07日 06:03
ホント 先生の記事を読んで笑うだけで 疲れが飛びます(笑)

昨日は 丁寧なお返事ありがとうございました。緊張性頭痛… 確かに当てはまりますね。 私は痛み止めとか 使わないのですが お薬に頼ったほうが 楽になりますか?
Posted by ピョン at 2010年04月07日 19:41
★うずまきkさん、コメントありがとうございます。

論理の飛躍は、わたくしのブログにおける得意技の一つです。他には、最初に書き始めた内容と結論が全然違う方向へ行ってたり(話題転換)、今日の内容が2〜3日後の記事の前振りだったり(布石)、いろいろなテクを使います。
実はドリー・パートンも、4月11日の記事「道案内」の前振りです。

どうぞお楽しみに!
Posted by samurasamura at 2010年04月07日 20:49
体調の把握やってます。
主治医に言われてやってますよん。
そこで、ブレルことがあります。
ぶっちゃけ☆尿について、匂いや色などいろいろ人の比べてみないとわからないと思う!!
アンモニアに、糖尿の方の尿など、よくわかりやすいのはいいけども…。
わかりやすいスケールって…。
ブログネタにして下さい(笑)
Posted by よぅ at 2010年04月07日 20:50
ピョンさん、こんばんわ。コメントありがとうございます。

緊張性頭痛は、仕事の疲れや過程の軋轢などのストレスが肩こりや頚のコリへと進展し、それが頭痛を誘発するわけなので、頭痛自体が一つのストレスと考えれば鎮痛剤の使用は必要になります。でも直接原因の治療にはなっていませんから、薬が切れればまた痛みがぶり返してきます。原因(肩こりや首のこり及びその他のストレス)の治療として、筋弛緩剤や安定剤(抗不安剤)を内服して頂きますし、夜眠れない方には眠剤を処方します。場合によってはマッサージなどと理学療法に、カウンセリングなどを組み合わせて治療を行います。

今日外来に見えた方も、2週間前から筋弛緩剤と抗不安剤を開始しまして、頭痛や頭の重たい感じは著明に改善していました。

鎮痛剤は、痛みというストレスを軽減しますので、治療開始当初は内服回数も増えると思われますが、きちんと治療をすれば内服しなくても済むようになっていきます。原因の治療をせず鎮痛剤だけの内服を続けていると、いつまで経っても鎮痛剤は減量出来ないと思います。

と言うコトで、痛みを我慢するというストレスを軽減するためには、一時的には鎮痛剤も必要になりますし、原因の治療には筋弛緩剤や抗不安剤もいいと思います。私も使ってますが、早く良くなりますよ。
Posted by samurasamura at 2010年04月07日 21:02
よぅさん、コメントありがとうございます。

尿に関しては、おっしゃるように他人との比較も難しく、主観的にならざるを得ないですね。

昔はやった「朝一杯のおしっこから」的飲尿健康法を実践していた旧友は、酒を飲んだ次の日は美味しくないと言ってましたが、はっきり言ってわたくしには理解不能な世界でした・・・。

観便して〜って感じ?
Posted by samurasamura at 2010年04月07日 21:08
はじめまして!
難しいお話が、楽しく読めて嬉しいです

鏡=真実を映すか?
否、と思います。でも限りなく現実を教えてくれるので
顔に出来たシミもしわも吹き出物も
受け入れる術を、足掻き中です・・。
Posted by ちゅき at 2011年04月20日 10:42
ちゅきさん、貴重なコメントをありがとうございます。

現実を受け入れる術を学ぶことも重要ですね。
ゴールデンウィークも営業してますか?
Posted by samurasamura at 2011年04月22日 20:54
佐村先生、私のブログへのコメントありがとうございます。

開院して3か月が経ち、やっと自分の身の回りの事に気が回るようになってきました。
ブログのやり取りも初めての試みで、度惑いもありますが、
楽しみにしてくれている方々へ、良い情報が提供できればと思っています。

これから診療も含めて頑張ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

あと、先生のブログ拝見させて頂きましたが、大変ためになりました。
私も試行錯誤、始めて見ます。
Posted by tatsuya at 2011年05月11日 13:57
tatsuyaさん、ご訪問・コメントありがとうございます。

私のブログ、オチャラケ過ぎてあまり参考にはならないかもです。でも、自分自身が楽しむことと、継続することが大切だと思っています。以前匿名でブログ書いてた時はメチャクチャ楽しんでたけど、さすがに今はそう言うわけにはいきませんが・・・。
Posted by samurasamura at 2011年05月11日 21:11
samura先生

体調(体型)の 把握・・・
痛たたた・・・な問題です。

運動不足ゆえの体力の衰えと体型の崩れの現実を受け入れる事ができない私。

私が今一番欲しいもの。それは「くびれ」です。
たしか一年前の誕生日にも主人に聞かれ、そう答えました。
年々、立派な女になっています。
今年こそ、痩せなければ。
Posted by OrtensiaOrtensia at 2011年05月18日 14:55
Ortensiaさん、ご訪問・コメントありがとうございます。

「体調の把握」は1年以上前の記事なんですが、最近立て続けにコメントを頂きまして、その理由は今イチつかめていませんが、今日の記事「ブログの書き方(その2):理論の飛躍!」の中でリンク張っても良かったかなぁとも思ったりしています。理論飛躍してますし・・・。

で、5月22日に投稿予定の記事「Still Crazy(夢の叶え方)」では、夢を叶える方法をこれまた飛躍した理論展開で解説しておりますので、ご参考になれば幸いです!
Posted by samurasamura at 2011年05月18日 22:34
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

企業情報

会社名

さむら脳神経クリニック

住所

〒901-2226
沖縄県宜野湾市嘉数2丁目2−1
広栄メディカルビル 1F

TEL

098-897-1177

営業時間

9:00~12:00/14:00~17:00

定休日

水土午後 日曜祝日

URL

http://www.samura-clinic.com/

コメント

さむら脳神経クリニックは、日曜日も休まず診療しています。頭痛、物忘れ、めまい、手足のしびれのご心配がありましたら、ぜひ当院へお越しください。脳のお悩みを解決いたします