
最低でも県外!
いや〜、最低でも県外と言っていたはずが、なし崩し的に県内決着になりそうな雲行きで、あたしゃ怒り爆発なんでございます。本来こういうコトを書く場ではないのですが、エイプリルフールと言うコトで、話半分のその又半分くらいで聞いて下さい。
憲法記念日生まれのわたくしと致しましては、法律にはチとうるさいのでありますが、基本的には全て自分の都合がいいように歪曲し、かつ拡大解釈的に使いますのでお許し下さい。
何が言いたいかと言いますと、参政権です。
日本は民主主義国家ですから、主権者は国民であり政府は国民の意志により国家の舵取りをしなければならない訳です。そんなの小学校で習うような事ですから、皆様ご存じだとは思いますが、国民が政治に参加する権利を参政権と言いまして、日本人は二十歳になりますと選挙権が得られます。私たちは、自分の政治に参加する手段として、選挙権を持っているわけです。
ですから、選挙には必ず投票に行かなければなりません。
私はこれまで選挙に行かないと言うコトは、日本国民としての権利を放棄する愚行だと思っておりましたし、極端な話オーストラリアやシンガポール、ベルギーなどのように選挙で投票する事を国民の義務(義務投票制)として決めてしまえばいいとすら考えておりました。極端な性格なので、発言も極端なモノになってしまうコトをお許し下さい。
1票の格差の問題もありますが、とにかく「国政に対して何らかに意思表示をする!」コトは、この国に生まれこの国を愛するモノとしての責任であり義務だと思っておりました。
ただ、今回ばかりは、普段温厚なわたくしもプッツン切れました(あんた怒ってばっか・・・)。何がってあ〜た、普天間移設問題ですよ。そもそも鳩山さんが「最低でも県外」って約束したから民主に投票したのに、この体たらくは何事だって思いませんか?
これじゃあ、どこに投票したって結果は同じってコトで、更に言えば我々沖縄県民は選択肢など残されてはいないってコトになるじゃありませんか(怒)。
「民意だ、民意だ!」と騒いでますが、あたしゃあまり得策ではないんじゃないかと思っております。沖縄がマイノリティーであるコトを忘れて民意ばかりを強調すると、沖縄の声なんて沖縄に基地を押しつけておく方がいいと思っているその他大勢に押しつぶされるに決まってますが。新たに県外に移設先を決めたとしても、そこの住民全員が反対して「民意だ!」って言われてごらんなさい。こっちが民意を強調すればするほど、反論出来なくなりますって。
とは言っても、テロに走れるわけで無し、沖縄の声を伝える手段は、悲しいかな選挙しかないのであります。その他に、沖縄の声を全国に届ける合法的で有効な手段はないのでしょうか?
4月25日の県民集会ですか?
勿論行きますとも!でも、11万人集まったって、「ホントは5万人だった」とか言うメデイアもありますし、正直もっと爆発的な効果のある方法を考えないと、基地を押しつけられる結果になってしまうのではないでしょうか?
と言うコトで、「あんただけでやりなさい」と言うブーイングの嵐を覚悟で言わせて頂きますが、夏の参議院選挙においては沖縄県の有権者全員が選挙に行かない事で、現政権に「No!」を突きつけるしかないと思う今日この頃なのであります(遅すぎ?)。
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