読み書きそろばん

samura

2010年02月24日 01:04

子供達を育てていく上で、睡眠時間というか就寝時間についても、かなり厳格に守ってきました。基本的には、9時までに寝かせ付けます。家中の電気を消して、完璧に眠る体制を作ってました。基本的な生活習慣を、物言えぬ頃から大脳辺縁系に叩き込もうと言うことです。

年端も行かぬ子供達が、夜の11時だの12時だのまで起きていて、良いことは全くありません。成長ホルモンの分泌は抑制されるし、朝がきちんと起きれなくなるから、朝食が不規則になったり学校に遅刻がちになったり。遅寝遅起きのせいで不登校になる子もいるって、坂田小の桃原(元)校長が言ってましたモノ。

だから、夜中に本屋や居酒屋などで子供連れで歩いてる親たちを見ると、「いったい何考えてるんだろう???」って不思議になりますよ。子供は小さな大人ではなく、全く別の生き物と言ってもいいくらい、生理的な環境が我々大人と異なっているのです。大人のリズムで、同じ様に夜遅くまで連れ回したりしてると、その子の成長に良いはずはありませんて。ま、これはそれぞれの親が考えることですから、私の考えを押しつけることは出来ませんが・・・。

夜寝る前には、必ず絵本を読んでました。いわゆる、読み聞かせってヤツですね。うちでは小学校に上がるまで、読み書きや計算など全く教えませんでした。耳で聞くのみ!ジジババが教えたがるんですが、今は耳を鍛える時期と言うことで、厳に戒めてました。

毎晩何冊かの絵本を読んで、ガキどもはそれを聞いての繰り返しをしていると、いつの間にか文章を覚えてしまって、こっちが間違って読んでしまうと「違う!」とお叱りの言葉が飛んできて、正しい文章をスラスラ言ったりするんです。全部覚えてるんなら、読む必要ないだろって思うんですが、お父さんお母さんが、感情を込めて読むことに意義があるんでしょうね。

小学校に上がった瞬間は、まわりの子達が読み書きや、簡単な計算などが出来るのに面食らったと思います。うちのガキは全く出来ませんでしたから。でも子供達にとってみれば、そんなのへっちゃらで、3人ともあっと言う間に追いつきましたよ。

若干問題はありますが・・・(泣)。

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