恐ろしいモノ
何を隠そうわたくしは、この世に鏡ほど恐ろしいモノはないんじゃないかと思っているのでございます。自分の顔が映って恐いとか、そう言うことではなく、振り向かなくても自分の背後が見えると言うことが恐ろしいという気がするんです。そこにいるはずのない何かが映ってたりしたらと考えると、夜は鏡を覗くことが出来なくなってしまうんです。と言いつつ、鏡見ますけどね。
昔聞いた恐い話に、ある学校で行われた肝試しの話があります。高校生達が夜の学校に集まって肝試しを始めるんですが、色々コースを決めまして、最後に今は使われていない廃校舎の廊下の奥にある鏡を覗いて帰って来るっていう段取りになりました。順番にコースを回りまして、半分ほどが終わった頃守衛さんが巡回してきて、「君たち、何やってるんだ?」。「ハイ、みんなで肝試しを!」と言うことで守衛さんにコースの説明をしまして、最後に廃屋になった校舎の奥の鏡で自分の顔を見てくるコトにしている旨を話しますと、守衛さんが一言、「おかしいなぁ。あそこには鏡なんて無いはずだけど・・・・・。」
私はこの話が恐ろしくて恐ろしくて、もぉ〜おしっこチビリそうなくらい恐ろしく感じるんです。だってあ〜た、あるはずもない鏡を参加者の半分が見てきているんですぞ。彼等が見たものは、いったい何だったんでしょう?
あ〜ぁ、背中の毛まで逆立ってまんがな。
それはいいとして、モノを見る神経は皆様ご存じの視神経ですが、眼を動かす神経は3種類あります。両眼で同時に同じ対象物を捉えるためには、右眼と左眼が連動して動いてくれなければなりません。左右の眼がバラバラに動いて別々の対象物を捉えるなどと言うカメレオン的荒技は、人間には出来ません。両眼の動きのバランスが崩れてしまうと、両眼で同じ対象物を捕らえることが出来なくなってしまいますので、モノが二重に見えてしまいます。これを複視と言います。
片目をつぶってもモノが二重に見える方。あなたは乱視ですので、眼科へダッシュが必要です。両眼で見た時だけ二重に見える場合は、眼球運動を司る神経に異常が生じている可能性が考えられますので、さむら脳神経クリニックへダッシュして下さい。
突然ですが、あちこちから講演を頼まれまして色々準備しなければならなくなってしまいました。読者の皆様には大変申し訳ないのですが、少なくとも今月いっぱいはブログの更新が出来なくなってしまいそうです。とは言いましても、既に今月末までの記事はご予約投稿済みですので、1日おきに記事が更新されるのはこれまで通りです。わざわざお知らせする必要無いのでは?と言う突っ込みが聞こえてきそうですが、もしかしたら頂いたコメントに対する返事が遅くなってしまうかもしれません。悪しからずご了承下さい。
昔聞いた恐い話に、ある学校で行われた肝試しの話があります。高校生達が夜の学校に集まって肝試しを始めるんですが、色々コースを決めまして、最後に今は使われていない廃校舎の廊下の奥にある鏡を覗いて帰って来るっていう段取りになりました。順番にコースを回りまして、半分ほどが終わった頃守衛さんが巡回してきて、「君たち、何やってるんだ?」。「ハイ、みんなで肝試しを!」と言うことで守衛さんにコースの説明をしまして、最後に廃屋になった校舎の奥の鏡で自分の顔を見てくるコトにしている旨を話しますと、守衛さんが一言、「おかしいなぁ。あそこには鏡なんて無いはずだけど・・・・・。」
私はこの話が恐ろしくて恐ろしくて、もぉ〜おしっこチビリそうなくらい恐ろしく感じるんです。だってあ〜た、あるはずもない鏡を参加者の半分が見てきているんですぞ。彼等が見たものは、いったい何だったんでしょう?
あ〜ぁ、背中の毛まで逆立ってまんがな。
それはいいとして、モノを見る神経は皆様ご存じの視神経ですが、眼を動かす神経は3種類あります。両眼で同時に同じ対象物を捉えるためには、右眼と左眼が連動して動いてくれなければなりません。左右の眼がバラバラに動いて別々の対象物を捉えるなどと言うカメレオン的荒技は、人間には出来ません。両眼の動きのバランスが崩れてしまうと、両眼で同じ対象物を捕らえることが出来なくなってしまいますので、モノが二重に見えてしまいます。これを複視と言います。
片目をつぶってもモノが二重に見える方。あなたは乱視ですので、眼科へダッシュが必要です。両眼で見た時だけ二重に見える場合は、眼球運動を司る神経に異常が生じている可能性が考えられますので、さむら脳神経クリニックへダッシュして下さい。
お知らせ
突然ですが、あちこちから講演を頼まれまして色々準備しなければならなくなってしまいました。読者の皆様には大変申し訳ないのですが、少なくとも今月いっぱいはブログの更新が出来なくなってしまいそうです。とは言いましても、既に今月末までの記事はご予約投稿済みですので、1日おきに記事が更新されるのはこれまで通りです。わざわざお知らせする必要無いのでは?と言う突っ込みが聞こえてきそうですが、もしかしたら頂いたコメントに対する返事が遅くなってしまうかもしれません。悪しからずご了承下さい。
この記事へのコメント
ワカリマス!!その恐さの感じ。
私は、自分ちの愛車のバックモニターに映る画像が毎回恐い(涙)
あれって、何だか 和モノのホラー映画の画像みたいで、いつか見ちゃいけないものが映るんじゃあなかろうか…と、いつも内心ドキドキしてます(^_^;)
でも主人に言うと、私が運転してる時にふざけて驚かされそうだし、子供達に言って彼らまで恐がらせても可哀想なので誰にも言えないんですよね〜
もっとも、どこのバックモニターもそういう画像なのか、ウチのが安物だからなのかは定かではありませんが…
さむら先生の講演会、ぜひ聴きに行きたいですね〜(^^)
もちろん ブログで告知はなさいますよね ;-)
ご自分のお身体も大事に。
応援してます(^o^)
私は、自分ちの愛車のバックモニターに映る画像が毎回恐い(涙)
あれって、何だか 和モノのホラー映画の画像みたいで、いつか見ちゃいけないものが映るんじゃあなかろうか…と、いつも内心ドキドキしてます(^_^;)
でも主人に言うと、私が運転してる時にふざけて驚かされそうだし、子供達に言って彼らまで恐がらせても可哀想なので誰にも言えないんですよね〜
もっとも、どこのバックモニターもそういう画像なのか、ウチのが安物だからなのかは定かではありませんが…
さむら先生の講演会、ぜひ聴きに行きたいですね〜(^^)
もちろん ブログで告知はなさいますよね ;-)
ご自分のお身体も大事に。
応援してます(^o^)
Posted by ちびころ at 2011年07月11日 13:01
ちびころさん、ご訪問ありがとうございます。
バックモニターに恐いの映ってたら、そのままアクセル踏み込んでしまうかも・・・・・。私はやっぱりバックミラーが恐いです。夜のドライブ中に後の席に誰か座っていたら・・・。考えただけで、ゾワゾワと鳥肌が立ってしまいます。
今回予定している講演会は、保育園の先生向けと小学校の学校の保健室の先生向けなんですが、それ以外にもクリニックの待合室を使って面白い企画が出来ないか考え中です。高校の先生からも依頼があったのですが、日程が合わず今回はごめんなさいしました。
「こんな話が聞きたい!」など、リクエストがありましたら是非教えて下さい。企画します!
バックモニターに恐いの映ってたら、そのままアクセル踏み込んでしまうかも・・・・・。私はやっぱりバックミラーが恐いです。夜のドライブ中に後の席に誰か座っていたら・・・。考えただけで、ゾワゾワと鳥肌が立ってしまいます。
今回予定している講演会は、保育園の先生向けと小学校の学校の保健室の先生向けなんですが、それ以外にもクリニックの待合室を使って面白い企画が出来ないか考え中です。高校の先生からも依頼があったのですが、日程が合わず今回はごめんなさいしました。
「こんな話が聞きたい!」など、リクエストがありましたら是非教えて下さい。企画します!
Posted by samura at 2011年07月13日 22:33
こんばんわ(^O^)
講演会の準備は進んでますか(・_・?)
私は
『アスペルガー症候群』
『ADHD』
について詳しくわかりやすく聞きたいです。
(先生の専門になるかわからないですが・・・)
2年位前に知り合った人がアスペルガー症候群
講演会の準備は進んでますか(・_・?)
私は
『アスペルガー症候群』
『ADHD』
について詳しくわかりやすく聞きたいです。
(先生の専門になるかわからないですが・・・)
2年位前に知り合った人がアスペルガー症候群
Posted by ゆう at 2011年07月16日 21:08
こんばんわ(^O^)
講演会の準備は進んでますか(・_・?)
私は
1 『アスペルガー症候群』 周りの接し方
2 『ADHD』 症状
3 『痴呆』 家族がストレスを溜めない様に
について詳しくわかりやすく聞きたいです。
(先生の専門になるかわからないですが・・・)
1・2どちらも私の知り合いにいるので。
1は私がアスペルガーかな?て思う知り合いは、たぶん病名の存在すら知らないと思います。
周りの人もアスペルガーを知らないので、どう接していいのかわからず、
自然とあまり会話をしなくなってきています。
なので、周りの人がどう接したらうまくいくのか知りたいです。
2のADHDは昔、『片付けられない女たち』って本が出たときに知りました。
その後子供がADHDと診断されたお母さんと知り合いました。
その子も当時小学1年でしたが、今はもう高校生。
健常者の子よりは成長が遅いですが、確実に成長してるのを見て嬉しく思ってます。
私は几帳面じゃないから、片付けられないって言うよりは片付け下手なだけだと思うけどでも、もしかしたら・・・
3は私が前に働いていた病院で気にしてた事。
痴呆の患者さん本人は先生が診察しますが、家族は先生に気を使ってなかなか
介護のストレスについて話せない。
患者さんがどうしたいのか、何したいのかわからない→
家族はイライラして患者に強い口調になったりストレスになる→
患者さんと家族の関係が悪化する・・・
悪循環(┰_┰)
私はただの事務なので診察は出来ないけど、家族の悩みを聞いて何かいい解決方法があるか一緒に考える。
私の痴呆介護の経験を話しして色んな案の提案する。
その中からいい方法を見つけてくれてそんな悪循環がなくなってくれたら・・と思います。
めっちゃ長くなってしまいましたが、先生の講演会を聞きにいけない人も
いると思うのでいつかブログのネタがなくなったときにでも取り上げてもらえたら・・・と思います。
講演会の準備は進んでますか(・_・?)
私は
1 『アスペルガー症候群』 周りの接し方
2 『ADHD』 症状
3 『痴呆』 家族がストレスを溜めない様に
について詳しくわかりやすく聞きたいです。
(先生の専門になるかわからないですが・・・)
1・2どちらも私の知り合いにいるので。
1は私がアスペルガーかな?て思う知り合いは、たぶん病名の存在すら知らないと思います。
周りの人もアスペルガーを知らないので、どう接していいのかわからず、
自然とあまり会話をしなくなってきています。
なので、周りの人がどう接したらうまくいくのか知りたいです。
2のADHDは昔、『片付けられない女たち』って本が出たときに知りました。
その後子供がADHDと診断されたお母さんと知り合いました。
その子も当時小学1年でしたが、今はもう高校生。
健常者の子よりは成長が遅いですが、確実に成長してるのを見て嬉しく思ってます。
私は几帳面じゃないから、片付けられないって言うよりは片付け下手なだけだと思うけどでも、もしかしたら・・・
3は私が前に働いていた病院で気にしてた事。
痴呆の患者さん本人は先生が診察しますが、家族は先生に気を使ってなかなか
介護のストレスについて話せない。
患者さんがどうしたいのか、何したいのかわからない→
家族はイライラして患者に強い口調になったりストレスになる→
患者さんと家族の関係が悪化する・・・
悪循環(┰_┰)
私はただの事務なので診察は出来ないけど、家族の悩みを聞いて何かいい解決方法があるか一緒に考える。
私の痴呆介護の経験を話しして色んな案の提案する。
その中からいい方法を見つけてくれてそんな悪循環がなくなってくれたら・・と思います。
めっちゃ長くなってしまいましたが、先生の講演会を聞きにいけない人も
いると思うのでいつかブログのネタがなくなったときにでも取り上げてもらえたら・・・と思います。
Posted by ゆう at 2011年07月16日 22:51
ゆうさん、コメントありがとうございます。
6月17日の「無想転生」で書いた講演会で、「社会がアスペルガー化している」と言う話があって、私には全く理解出来ませんでした。
アスペルガーもADHDも未だによく分かりませんが、うちは嫁さんがアスペ、長男がADHDらしいと言う話です。うちの嫁さんは精神科医ですし、自分で言ってるので間違いないんじゃないかと思うのですが、私には専門外でよく分かりません。
認知症は、患者さんとご家族の両方別々に話を聞く必要があると思いますが、同時に入室されるので離すタイミングが難しいです。ご家族の話し方が患者さんを傷付けている場合もあるので、ハラハラするコトもありますが、そう言う時は後でご家族だけに注意してます。でも次の外来でも同じコトが繰り返されると、ご家族もストレス多いんだろうなぁと思ってしまったり・・・。
ブログもある程度双方向性ではありますが、同じ場所と時間を共有する講演会などの場合顔を見ながらお話し出来るので、ブログとは違ったより深いコミュニケーションがはかられると思います。ざっくばらんに質問して頂いて、それに答える方がより理解も深まりますし楽しいです。
ブログにも書きたいと思います。
6月17日の「無想転生」で書いた講演会で、「社会がアスペルガー化している」と言う話があって、私には全く理解出来ませんでした。
アスペルガーもADHDも未だによく分かりませんが、うちは嫁さんがアスペ、長男がADHDらしいと言う話です。うちの嫁さんは精神科医ですし、自分で言ってるので間違いないんじゃないかと思うのですが、私には専門外でよく分かりません。
認知症は、患者さんとご家族の両方別々に話を聞く必要があると思いますが、同時に入室されるので離すタイミングが難しいです。ご家族の話し方が患者さんを傷付けている場合もあるので、ハラハラするコトもありますが、そう言う時は後でご家族だけに注意してます。でも次の外来でも同じコトが繰り返されると、ご家族もストレス多いんだろうなぁと思ってしまったり・・・。
ブログもある程度双方向性ではありますが、同じ場所と時間を共有する講演会などの場合顔を見ながらお話し出来るので、ブログとは違ったより深いコミュニケーションがはかられると思います。ざっくばらんに質問して頂いて、それに答える方がより理解も深まりますし楽しいです。
ブログにも書きたいと思います。
Posted by samura at 2011年07月17日 23:35