恐ろしいモノ

samura

2011年07月11日 01:14

何を隠そうわたくしは、この世に鏡ほど恐ろしいモノはないんじゃないかと思っているのでございます。自分の顔が映って恐いとか、そう言うことではなく、振り向かなくても自分の背後が見えると言うことが恐ろしいという気がするんです。そこにいるはずのない何かが映ってたりしたらと考えると、夜は鏡を覗くことが出来なくなってしまうんです。と言いつつ、鏡見ますけどね。

昔聞いた恐い話に、ある学校で行われた肝試しの話があります。高校生達が夜の学校に集まって肝試しを始めるんですが、色々コースを決めまして、最後に今は使われていない廃校舎の廊下の奥にある鏡を覗いて帰って来るっていう段取りになりました。順番にコースを回りまして、半分ほどが終わった頃守衛さんが巡回してきて、「君たち、何やってるんだ?」。「ハイ、みんなで肝試しを!」と言うことで守衛さんにコースの説明をしまして、最後に廃屋になった校舎の奥の鏡で自分の顔を見てくるコトにしている旨を話しますと、守衛さんが一言、「おかしいなぁ。あそこには鏡なんて無いはずだけど・・・・・。」

私はこの話が恐ろしくて恐ろしくて、もぉ〜おしっこチビリそうなくらい恐ろしく感じるんです。だってあ〜た、あるはずもない鏡を参加者の半分が見てきているんですぞ。彼等が見たものは、いったい何だったんでしょう?

あ〜ぁ、背中の毛まで逆立ってまんがな。

それはいいとして、モノを見る神経は皆様ご存じの視神経ですが、眼を動かす神経は3種類あります。両眼で同時に同じ対象物を捉えるためには、右眼と左眼が連動して動いてくれなければなりません。左右の眼がバラバラに動いて別々の対象物を捉えるなどと言うカメレオン的荒技は、人間には出来ません。両眼の動きのバランスが崩れてしまうと、両眼で同じ対象物を捕らえることが出来なくなってしまいますので、モノが二重に見えてしまいます。これを複視と言います。

片目をつぶってもモノが二重に見える方。あなたは乱視ですので、眼科へダッシュが必要です。両眼で見た時だけ二重に見える場合は、眼球運動を司る神経に異常が生じている可能性が考えられますので、さむら脳神経クリニックへダッシュして下さい。











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突然ですが、あちこちから講演を頼まれまして色々準備しなければならなくなってしまいました。読者の皆様には大変申し訳ないのですが、少なくとも今月いっぱいはブログの更新が出来なくなってしまいそうです。とは言いましても、既に今月末までの記事はご予約投稿済みですので、1日おきに記事が更新されるのはこれまで通りです。わざわざお知らせする必要無いのでは?と言う突っ込みが聞こえてきそうですが、もしかしたら頂いたコメントに対する返事が遅くなってしまうかもしれません。悪しからずご了承下さい。


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